河津桜が終わってしばらく静かな公園となっていましたが、ソメイヨシノへ繋がるように公園脇の観察園では早咲きの桜たちが次々と花を咲かせて来ました。
そんな早咲きの桜を今回はD700にAF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G EDを付けてCobbyの散歩で撮影してきました。
planar T*1.4/50 ZFの描写と微妙に違います、やはり少し柔らかいですね。このレンズほんとにピント面はシャープなのはその通りなんですが、画としてはどこまでも柔らかさが加味される感じです。D700のせいかもしれません…まだα7IIやα7IIIで使ってないのでなんともですが、使い勝手の良いViltroxのマウントアダプターでも手に入れて試してみたいですね。
そしてこのレンズの美味しいところが出た一枚…
フォーカス面のシャープさの中の柔らかさという相反するような要素が両立した…繊細な線の細さと階調性豊かな描写、そしてなだらかにボケていく様はそのエッジの角のない柔らかさが加味され絵全体をしっとりとしたものにしてくれます。
明るさと距離によっては背景が少し暴れるところがありますが、こうして上手くはまるとまさにこのレンズの魅力全開となります^^。
Cobbyを撮ってもやはりほかのレンズとハッキリ違います、毛並みの描写も絶妙でとても柔らかく描きます。
開放でのうれしい周辺減光も見られますが、このときは空が背景にありますのでLightroomでのレンズ補正を使ってます。おかげで全体的に明るく、開放でも背景が適度な距離があるので暴れることない得意のボケ感で好感が持てますね。
これからの本格的なソメイヨシノでの本領発揮に期待してます^^。
<撮影機材>
カメラ : D700
レンズ : AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED