Distagon T* 1.4/35 ZF.2との再会

いつの頃だろうか…風景を撮らなくなって手放してしまったレンズ「Distagon T* 1.4/35」…空など撮れば素敵な光条を臨場感豊かに、絞ったものにもしっかりと感じられる立体感、Zeissらしいコントラストなど良いレンズである。

最近になって「Jena Tessar 2.8/50」や「Loxia 2/50」などを手に入れて楽しんでいるとDistagonの味が懐かしくなり再び手に入れることとなった。

現在はSONYのα7シリーズを使うことが多いのでSONY-Zeissの「Distagon 35mm」も選択肢に加わり中古での相場も同程度だし若干悩みますね、200g程度軽いしAFも効きますしね^^;)。

ただいろんな作例を見ている限りやはりNikonでの「味」が忘れられなくてCOSINA製の「ZF.2」の方にしました…まあいざとなればアダプターでさらに重くなりますがα7シリーズでも使えますしね。

さっそく「短OBI」で夏仕様のD700に付けてみましたが、フード込みでほぼ2kg弱…やはり重い。Cobbyの散歩バッグと一緒に持つとこのコンビの重さでバッグが浮き上がります(笑)。

さてさてどんな画を見せてくれるやら、期待を込めて散歩撮に出発です。この日の印象的な画像をアップしてみましょう…

落日を背にした建物の一枚、渋いですよねえ。

Zeissらしいコントラストは相変わらずでさすがというところ、細部に見られる立体感にも目が行きます。また周囲の緑のすてきな描写にも驚かされます。

こんな画が出てくるので重いレンズではあるんですが、スナップなど楽しいでしょうね、以前の旅行時などでも素敵な画像がたくさん残ってますからねえ^^。

これはカラスよけにでもしていたのでしょうか…こんな空き缶を開放で撮ってみれば下草の緑も素晴らしくインフォーカスの素敵な空気感はなんともいえません。錆びた器具を含めまさにアートに昇華したかのよう^^。

これは今回のみっけもんの開放の一枚。Cobbyを撮るときこのレンズではだいたい<f/2~f/2.8>が素敵な描写を見せてくれるのですが、このときはまさに光が主役でほぼ水平の角度で当たる夕日がCobbpyだけでなく周囲の木々までなんともいえない雰囲気に染めてくれました。

久しぶりに「Distagon T* 1.4/35 ZF.2」の味をD700が思い出させてくれました、やっぱりこのレンズはD700が相性良さそうです。今どきのミラーレズに比べれば1,200万画素と「一昔前」の感を否めませんが、そこは1画素の余裕が「Distagon T* 1.4/35」の豊かなコントラスト:階調性を素敵に活かしてくれているようです。

またこれから孫の写真などたくさん楽しませてもらいたいところです…^^。

撮影機材:

D700 + Distagon T* 1.4/35 ZF.2

jethrotac について

娘が四人、子育てをおおむね卒業し妻との時間を大切にしたいと思っているロック大好き親父。最近はカメラ(写真)の魅力にはまっている。
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